2026年 7月

カリフォルニア不動産市場(2026年7月時点)最新まとめ
現在のカリフォルニア市場は、一言でいうとバイヤー市場です。ただし、地域によって状況は大きく異なります。
① 在庫が増え、買主が有利になってきた
売り物件数が昨年より増加。
買主は以前のように急いでオファーを出す必要が少なくなり、価格交渉やクレジット(Closing Cost Credit)の交渉がしやすくなっています。
価格を下げる売主も増えています。
② 住宅価格は大きく下落していない
カリフォルニア全体の中央値は前年より約2~3%上昇。
値上がりは以前ほど急激ではなく、横ばいに近い地域も増えています。
高級住宅は比較的堅調ですが、一般住宅は売却まで時間がかかるケースが増えています。
③ 金利は依然として高い
現在の30年固定金利は約6.6%前後。
そのため
月々の支払いが高い
初めて購入する人には負担が大きい
売主がBuydownやClosing Cost Creditを提供するケースが増加
という状況です。
④ サウスベイ(Torrance・Redondo・Palos Verdesなど)
サウスベイはカリフォルニアの中でも比較的人気が高く、
良い学区
海に近い立地
ロサンゼルス西側へのアクセス
という理由から価格は比較的安定しています。
以前のような複数オファー競争は減りましたが、良い物件は今でも早く売れる傾向があります。市場全体としては、昨年より買主に有利になっています。
⑤ 売主様へのアドバイス
現在は
*適正価格で売り出す
*ステージングをする
*写真・動画の質を高める
*必要に応じて価格調整を行う
ことが以前より重要です。
強気すぎる価格設定では、売却まで長引くケースが増えています。
⑥ 買主へのアドバイス
今は数年前より
*選択肢が多い
*価格交渉しやすい
*修理費やClosing Costの交渉ができる
*焦らず比較検討できる
というメリットがあります。
一方で、住宅ローン金利は依然高いため、資金計画は慎重に立てる必要があります。
買い手市場到来?南カリフォルニア・サウスベイ、2025年夏のリアル
2025年の夏。サウスベイでは、心地よい海風はいつも通り。でも、不動産市場の温度感はどうでしょうか?
結論から言えば、「買い手市場」です。トーランス、パロスバーデス、レドンドビーチといった人気エリアでも、価格の下落や売却の長期化が目立ち始めました。これは、買い手にとってはチャンス。けれど売り手にとっては、厳しい現実でもあります。
📉業界が口をつぐむ「静かな減速」
不動産業界としてはあまり認めたくないところですが、市場は確実に減速期に入っています。
表向きには強気な姿勢を見せていても、実際には多くの売り手がその変化を肌で感じ始めています。
- トーランスでは、以前は週末で即売れしていた物件が、いまでは30~40日も市場に留まることが珍しくありません。
- レドンドビーチのコンドミニアムやタウンハウスは、5~10%の価格修正が当たり前に。
- パロスバーデスの高級住宅市場は特に停滞中。$250万超の物件は、よほどの絶景がない限り、長期間売れ残る傾向です。
物件が悪いわけではありません。ただ、買い手の「焦り」が消えたのです。市場の主導権は完全に買い手へと移行しました。
💸売り手が焦りはじめた理由
最大の要因は「金利」です。
多くの期待に反して、金利は大きく下がっていません。その結果、ローン支払いは高止まりし、買い手の勢いは抑えられました。
家のオーナーは超低金利(3%未満)のローンをキープしている状況です。今の家を売って、7%以上の金利で新しい家を買う――その選択に踏み切れないのでしょう
最近市場に出ているのは主に以下のような売り手の物件です:
- リフォーム後に高値で売ろうとする投資家(ただし内装が古いままのケースも多い)
- ダウンサイジングや州外への引越しを考える家族
- 2021年の相場感から抜け出せていない強気な売り手
現状は「出せば売れる」という時代ではなくなりつつあります。
🔄今こそ買い手のターン
では、買い手にとってはどうでしょう?
2025年の今、サウスベイで家を探す買い手が手にしているのは:
✅ 交渉力:修繕やクロージングコストの補助など、売り手側が柔軟に対応。
✅ 選択肢:物件数が増え、比較検討できる余裕が戻ってきています
✅ 落ち着いた取引:内覧・検査・条件付き契約など、焦らず手順を踏めます
✅ 割安な価格:値下げされた物件や売れ残り物件は、交渉次第でかなりお得に。
⚠️この状況は永遠に続くわけではありません!
これは2008年のような暴落ではありません。確かに在庫は増えましたが、極端な売り過多にはなっていません。
南カリフォルニア・サウスベイは、全米でも屈指の人気エリア。とくに優良学区やオーシャンビュー物件には、依然として底堅い需要があります。
今は、「買い手が冷静に動ける」数少ないタイミングなのです!
📍 2025年夏・サウスベイの不動産市況
| 地域 | 中間価格 | 平均市場日数 | 値下げ率 | 買い手の交渉力 |
| トーランス | 約$950,000 | 28~35日 | 約22%の物件で価格修正 | 中~高 |
| レドンドビーチ | 約$1.3M(戸建) | 35~42日 | 約25% | 高 |
| パロスバーデス | $2.4M~ | 45日以上 | 高級物件の30%以上で値下げ | 高 |
📝まとめ:静かに、確実に変わる市場
サウスベイの売り手のエージェントたちは価格戦略を再考し始めています。
もはや「市場のピークを狙う」タイミングではありません。
一方で、買い手にとっては貴重なチャンス。焦らず、無理せず、良い物件を見極める時間がある――それだけでも数年前とは大違いです。
この状況は、長くは続かないかもしれません。
でも今なら、憧れのサウスベイライフを、納得の条件で手に入れられる可能性があります。サウスベイやロサンゼルス近郊で物件をお探しの際には是非ご連絡ください。その際に、エージェントにはネイティブで強者セラーのアメリカ人エージェントと戦える交渉力のある弊社にご相談ください。ご自宅購入の際にはバイヤーの方にかかるコストはほとんどありません。
